総人口という数字で見ると2020年時点でもゆるやかではありながら増加を続けてきた千葉県。
ただその内容、内訳を見ると、15歳~64歳が2000年をピークに減少を始め、65歳以上の高齢者が一貫して増加をしており、総人口は増加傾向にありながらも「年少人口」や「生産年齢人口」は減少し続けているという状況になっています。
出生数と死亡数の差分から割り出す自然増減を見てみると、千葉県においても合計特殊出生率の低下によって、自然数は1973年をピークに減少し、ついには2011年に死亡数が出生数を上回る自然減となりました。
将来的な試算として、2020年の約628万人から、2060年には527万人になると想定されており、約40年間で100万人、約16%の減少となる見込みとなっています。
高齢者人口に関しては2020年約168万人から、およそ30年間で一度約207万人にまで増加し、その後10年間で約195万人まで減少するという見込みが発表されています。
当然、上記のような内容と比例し、「終活」や「相続」にまつわる相談や対応を迫られる方々も増加をします。
少しでも有利に、無駄なく相続を行うためにも、事前の準備や知識が「誰しも」必要な時代に突入するのです。
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